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  • 急性ウイルス性肝炎

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    急性ウイルス性肝炎について。

    原因
    ・A型:経口感染、集団発生しやすい。慢性化せず、予後は良好。
    ・B型:血液、性行為感染。20~30歳代に好発、予後は良好。
    ・C型:血液感染、慢性化し、肝硬変→肝癌へ移行しやすい。
    ※母子間感染(垂直感染)はB・D型でみられ、C型ではまれ。

    症状:発熱(特にA型)、関節痛(特にA・B型)、悪心嘔吐、発疹(特にB型)、全身倦怠感、腹部膨満感、食欲不振、褐色尿、黄疸、肝腫大など。

    備考:検査は、AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、直接ビリルビン上昇、膠質反応(TTT)上昇(→A型で特徴的)など。予防について、A型は免疫グロブリン・HAワクチン、B型はHBワクチン、HBs抗体高力価免疫グロブリン(汚染後48時間以内)など。

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